この社会を守るために(盛りすぎ)

ご承知のとおり、回転寿司店でレーンを回っている寿司に唾液をつけたり、テーブルに備え付けの醤油さしを舐めたりしている動画がSNSに出回って、大変な騒ぎになっています。

この行為は容認できません。
でもこれで「回転寿司、やばいよね」となって、みんな行かなくなるのもどうかと思います。

私は、基本的に寿司は回すものではない派です。回転寿司ファンのみなさん、すみません。
しかし、回転寿司の仕組みと可能性には一目も二目も置いています。
わが国発のこんなに可能性に満ちた仕組みを、こんなくだらないことで無くすのは社会的に大きな損失だと思います。

普段、つつましく生きている私たちが社会に向けてできることはそんなにありません。
しかし、今回のこの騒動に対してできることがあります。
スシローでも、この際、くら寿司でもどこでもいいです。
食べて、この仕組みを守りましょう。
おおげさな言い方ですが、資本主義社会で「ある商品」を買う行為は、その商品を扱う企業に信任の1票を投じることにつながるからです。

私も、この週末にわずかですが1票を投じてきました(回転寿司を食べに行っただけやん)。
お店は空席が目立ちました。これは変な時間に行ったせいかもしれません。
レーンにはタッチパネルで注文されたものしか流れていませんでした。
騒動のせいで商品の提供方法を変えたようです。

みなさん、回るお寿司を食べに行きましょう。

そして、その次は回らない寿司のお店にも足を運んでください。
こちらも、いいものですよ。

ゴーゴーカレー「新橋駅前パーク店」

ゴーゴーカレーといえば、あの金沢カレーのゴーゴーカレーです。
ふつう、タイトルにカレー屋さんの名前があれば食レポです。
しかし、今回は違います。

今回お話したいのは、この店の存在について、です。存在。いやちょっと違うな。そんな哲学的なことじゃありません。なんていえばいいかな、この店と私の数奇な運命…。いやこれはもう完全に違う話しになってしまいます。

ということで、いきなり結論を書きます。
この「新橋駅前パーク店」、知っている人は知っている(日本語的には当たり前やな)、あの「ポンヌッフ」の跡地にあります。
え、ポンヌッフ(後半の音節を若干鼻に抜くと”らしい”雰囲気になります)をご存じない?
新橋の名店にして迷店。かき揚げそばを注文したらお好み焼きが載って出てきたと噂される(針小棒大です。それほど重量級のかき揚げでした)、あの豪快にして乱暴、大盛りにして無料トッピングありの、立ち食いそば屋です。2019年春、ごく一部の好事家に惜しまれつつ閉店しました。
その後「そば処かのや」が入ったもののほどなく閉店、次に来たのが、現在の「ゴーゴーカレー新橋駅前パーク店」です。
私、行ってきました。

このエントリーではじめて同地にゴーゴーカレーが入ったことを知った方は、口をそろえて「ウソ!?」とおっしゃるでしょう。あの場所にカレー屋が入るなんて考えられないからです。
なぜか。とんでもなく狭いんです。
立ち食いそばならなんとかなってもカレーは無理という、絶望的な狭さです。キッチンカーの方が広いぐらいのスペースしかありません。
その絶望的に狭い店内のほとんどを厨房が占めています。客席は7つ。お客は全員外を向いて窓下のカウンターにて座る絶妙の空間設計です。これなら後ろギリギリを他人が動いても気になりま…、いや、思い切り気になります。
横も袖どころか、肘が当たる間隔です。したがってお客は脇を占めて食べることになります。
ゴーゴーカレーといえば食券機ですが、これはもう店内に置けず外に置いています。安全面は治安のいいジャパンだから大丈夫ですが、見たところ普通のゴーゴーカレーと同じ機械なので防水仕様になっているか判りません。雨の日はどうするんだろう、と心配になります。

ここにゴーゴーカレーができているのに気づいた時、私はテイクアウト専門店だと思い込みました。しかし、窓に何人もの男の顔が並んでいるのを見つけました。
もしかして中で食べられるのか。おそるおそる覗くとカウンターに大柄な男性ばかりみっちりと並んでいました。

券売機で食券を買って店内を伺うと満席です。すぐに男性が一人かに歩きで出てきました。
入れ替わりに中にはいります。
食券を持ったまま席に座わって、料理ができると番号を呼ばれるので立ち上がって後ろを向いて受け取る仕組みです。
私の注文はもちろんメジャーカレーです(なにが”もちろん”なのかよくわかりませんが)。

提供されたのは、美味しく炊いたご飯に特徴的な濃い茶色のソース、揚げたてのカツにキャベツが添えられた、あの他店と変わらぬゴーゴーカレーでした。

実は私、ゴーゴーカレーのファンなんです。
これで東京に行ったときの楽しみがひとつ増えました。

漢の食彩 ~オールインワン牛鍋の〆丼~

牛皿(並)を持ち帰ってどんぶりに入れ、電子レンジでお任せ加熱します(要ラップ)。
熱々になったら、その上に熱々のご飯をよそいます。
ご飯の真ん中に卵の黄身を割って置きます。
まず、どんぶりの端の方のご飯を食べて穴をあけます。
次にご飯の穴からつゆの滲みた牛肉を引き上げて食べます。
この時、お箸で黄身を割ってお肉に絡めるのもありです。後はご自由にどうぞ。
だんだんと、ご飯につゆと卵が絡まっていきます。
どんぶりの中にあの牛鍋の〆の味と雰囲気が再現されていくでしょう。

【材料】
・牛皿(並)ひとつ
・ご飯 一膳
・卵 1個
【参考】
・おいしさの決め手はご飯の温度です。鍋の〆感演出には炊き立ての熱々が理想的です。
・ご飯が冷たい場合は、牛皿を温める前にご飯だけラップしてチンすると全然違います。
・卵は黄身だけにした方が濃厚な風味を楽しめます。もちろんお好みで全卵でもかまいません。
・途中で八幡屋磯五郎のようなプレミアム七味を振りかけて味変するとさらに楽しめます。
・一部の牛丼店では、具材とご飯をセパレートしてテイクアウトできたように思います。

漢の食彩 ~京風炒飯~

「餃子の王将」(いわゆる京都王将です)で、炒飯1人前をテイクアウトします。
持ち帰った炒飯をフライパンにあけ、同量の白飯を追加します。
コンロに火を付けて、炒飯と白飯を混ぜながら炒めます。
餃子の王将の炒飯は、家庭料理と比べて味付けが濃いので調味料等はいりません。
ちょっと薄味でちょうどいい塩梅になります。”京風”と謳う所以です。
充分に混ざったら出来上がりです。
フライパンから直接レンゲでいただきます。
熱々をガツガツ食べるのは、快感です。

【材料】
・炒飯1人前(テイクアウト)
・白飯(冷ご飯でも可能)
【参考】
・調理中、ごま油を垂らしてもおいしいです。
・風味を濃くしたい時は、火を止める直前に、鍋肌に醤油を垂らします。

ミクロな話でうらやましがる

全国厚生事業団体連絡協議会研究会議2日目です。

今日の分科会でおなじテーブルだった若い方が、障害者施設で特定の領域に特化した支援を行っていると話されました(もともと専門施設にいて、今はそうした方を含むもう少し広範囲の支援をされている、だったかな)。
そのジャンルは、私も彼と同じぐらい若かった頃にかなり熱を入れていたもので、今も関心を持っています。

私は、そこを離れてウん十余年、今は生活困窮者自立支援と生活保護分野なので、親近感を感じると同時に、現場にいる彼を正直うらやましく思いました。

※会話の中に、ABA、TEACCHが出てきました。どの領域か判る方もいると思います。

漢の食彩 ~牛肉炒飯~

牛丼(並)を持ち帰ります。
フライパンに油を敷きます。コンロで熱して卵を割ってかき混ぜます。
卵が固まり始めたら、上に牛丼を全部入れて混ぜます。
牛丼がまんべんなく混ざり、ごはんの表面が炒められたら火を止めて中央に集めます。
かるく胡椒を振って完成です。
フライパンから直接レンゲでいただきます。
熱々をガツガツ食べるのは、快感です。

【材料】
・牛丼(並)ひとつ
・卵1個
【参考】
・胡椒の代わりに七味でもおいしい。
・刻み海苔をトッピングするとごちそうに。

洋食のエース メニューA「ハンバーグとトンカツ」

今日は日曜日です。お昼過ぎに、前から気になっていたお店に行ってきました。
「洋食のエース」です。神戸三宮センタープラザ西館B1Fにあります。

お店はカウンターのみ12席(ぐらいだと思います。数えるのをうっかりしました)です。
店の前にはカップルがひと組待っていました。
店の前にメニューが置いてあります。メニューは9つほどです。
それを眺めながら順番を待ちます。
といっても、待つというほどのこともなく、席に案内されました。

着席すると、すぐ注文を聞かれました。
初めてのお店では、メニューの先頭にあるものを頼むことにしています。
理由はいろいろとありますが、ここでは言いません(笑)

今日は、タイトルのとおりメニューA「ハンバーグとトンカツ」をお願いしました。
ライス付きで850円(税込み)です。
先払い式です。注文すると店員さんがコイントレーを持って来られます。
財布から、硬貨でぴったり払います。
これ、地味ですが、個人経営の店でカードを使わないのと同じぐらい大切なことです(個人の感想です)。

支払ってひと呼吸すると、もう料理が出てきます。
混んでいるので、注文の多いメニューはどんどん作っているのだと思います。

白いお皿の右にハンバーグ、左にトンカツ。その向こうに付け合わせのスパゲッティとキャベツのサラダが添えられています。
ハンバーグは普通サイズ、トンカツは4片です。この2つに濃い茶色のソースがたっぷり掛けられています。

多くのメニューにハンバーグが載っています。おそらくこの店のメインなのでしょう。
ハンバーグは流行り(?)の煮込んだタイプではなく、しっかりとしたクラシックスタイルです。
さっそく箸で切り分けると、肉汁がほどよく滲みます。それに濃い茶色のソースを絡ませて口に運びます。
いやいや、なんやろこれは。わははは。「洋食のハンバーグ」を実体化すると、きっとこうです。肉々しい。そしてめちゃ熱々。熱すぎるほどです。これに濃い茶色のソースがすばらしくよくあっています。

次はトンカツをいきます。
さっきのハンバーグ体験から考えて旨いに決まってるからです。もったいなくてパクパクいけません。4片なので、ひと片を半分ずつにします。
トンカツは、ソースを絡ませて食べると、衣がさくっ、肉の歯ごたえとうまみが次に来て、脂のうまみがジャワーですわははは。もうね、これですわこれ。なんちゅもんを食べさせてくれたんや…(©京極さん)。
スパゲッティとキャベツがいいぐあいに舌をリセットしてくれて、何度もわはははになれます。

できる限りゆっくり食べようとしましたが、あっという間に食べ終えてしまいました。おいしいです。
これはもう一度、いや二度でも三度でも来るでしょう。いや来たいぞ。

店を出るとき、外には7人ぐらい並んでいました。
どうやら私はタイミングよく座れたようです。
「洋食のえーず」は、そりゃそうだよなと納得の味とプライスです。

休日にお越しの向きは少々待つことになるかもしれません。
ご用とお急ぎでない時に、ぜひ。

漢の食彩 ~夜の札幌一番塩味~

「札幌一番」塩味の袋を開け、麺を取り出します。
大き目のどんぶりに麺を入れ、水を表示どおり(500ml)入れます。
そのまま電子レンジで加熱します。
加熱時間は600wの場合5分30秒、500wなら6分が目安です。ラップはいりません。
チンと鳴ったらどんぶりを取り出して粉末スープを入れてよく溶かします。
小袋のゴマをトッピングしていただきます。

【材料】
・「札幌一番」塩味 一袋
【参考】
・お好みでラー油を垂らすと四川風(?)に。
・どんぶりが小さくて麺全体が水に浸からない場合は、途中で裏返すこと。
・レンジからどんぶりを取り出す時、やけどに注意。
・野菜をアレンジするなど妙に料理っぽくしたい時は、素直に鍋で調理した方がいいです。

なか卯、パーテーションを撤去

いつものように、朝ごはんを食べに「なか卯」に寄りました。
なにか店内の様子が違います。
昨日まであったパーテーションが取り払われていました。

インターネットを検索したんですが、このことは全然ヒットしません。
もしかすると、パーテーションを撤去したのはこの本町店だけなのかもしれません。

だとしても、政府発表直後に撤去というこのスピード感。
恐れ入りました。

ところで、パーテーションが無いと座る場所がわかりにくかったです。
慣れっておそろしいです。

地下鉄として最高高度らしいです。

通勤で毎日大阪メトロ中央線に乗っています。途中、弁天町駅を通ります。
実はこの弁天町駅、地下鉄の単独駅としては日本一高いところにあるそうです。
その高さ13.7mとか。

すごいというか、なんというか。
そういえば、高校生になって初めて中央線に乗った時、車体や窓が雨でびしょ濡れになっているのを見て不思議な気持ちになったのを思い出しました。

 

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